口コミ
2019年12月31日
人は、「行列」に“行列”する!?
最近は、飲食店に行列ができるのは、
日常的な光景となっています。
単なるブームではなく、
食に対する欲求が強くなったと言っても良いでしょう。
美味しいものを食べたいと望む人は、常にスマホを覗き、
話題のお店を検索しています。
そのディスプレイには、
グルメサイトやSNSが映し出されていますが、
中の情報は、評論家や雑誌が流したものではなく、
一般人の投稿がほとんどです。
言わば、素人の口コミと同様。
口コミの世界が、スマホによって急拡大しているのです。
そのスピードも情報量も桁違い。
その中からお店を探すのは、
非常に手間と時間が掛かります。
では、人は何を基準にお店を選択しているのでしょうか。
ずばり、話題性なのです。
ネットの中で話題となり、人びとが注目し、
こぞって押し寄せるお店。
すなわち、行列のできているお店なのです。
行列ができていれば、“人気のお店”だと受け取り、
“きっと美味しいに違いない”と思い込むのです。
実際に来店して行列に並んだ後、
やっと食べることができれば、
「美味しかった」と感じるのも事実。
行列に並ぶ過程が、味を引き上げているのです。
冷静で繊細な舌を持つ人なら、
本当の味はわかるのですが、
大多数の人は雰囲気に左右されるものです。
それを否定するつもりはありません。
本人が満足しているのなら、
そのお店には価値があるということですから。
しかし、「行列になっているから、行列に並ぶ」
という心理は、紛れもない現実です。
ビジネスにおいて、そこを見逃すわけにはいきません。
つまり、行列を作れば、
さらに行列を長くすることができるということです。
「最初の行列を作るのが難しいだろう」
と思うのは、もっともなことです。
味やお店、価格に魅力がなければ、
行列はできないと考えるのが自然で、
ビジネスのセオリーだとも言えます。
しかし、“テクニック”によって、
行列を作り出しているお店もあるのです。
お客さまの注文を受けてから作り始める、
ケーキショップ。
客席をわざと少なくしている、ラーメン店。
客席を総入れ替え制にすることで、
行列に並ぶ時間を長くしている、うどん店。
営業時間を短くして、
お客さまを集中させている、焼肉店。
商品に魅力がなければできないことですが、
“必要以上の行列”を
確実に生み出す方法をとっています。
お店を繁盛させるためには、魅力づくりも大切ですが、
テクニックも必要であることを忘れないでください。
マーケティング・経営ランキング
日常的な光景となっています。
単なるブームではなく、
食に対する欲求が強くなったと言っても良いでしょう。
美味しいものを食べたいと望む人は、常にスマホを覗き、
話題のお店を検索しています。
そのディスプレイには、
グルメサイトやSNSが映し出されていますが、
中の情報は、評論家や雑誌が流したものではなく、
一般人の投稿がほとんどです。
言わば、素人の口コミと同様。
口コミの世界が、スマホによって急拡大しているのです。
そのスピードも情報量も桁違い。
その中からお店を探すのは、
非常に手間と時間が掛かります。
では、人は何を基準にお店を選択しているのでしょうか。
ずばり、話題性なのです。
ネットの中で話題となり、人びとが注目し、
こぞって押し寄せるお店。
すなわち、行列のできているお店なのです。
行列ができていれば、“人気のお店”だと受け取り、
“きっと美味しいに違いない”と思い込むのです。
実際に来店して行列に並んだ後、
やっと食べることができれば、
「美味しかった」と感じるのも事実。
行列に並ぶ過程が、味を引き上げているのです。
冷静で繊細な舌を持つ人なら、
本当の味はわかるのですが、
大多数の人は雰囲気に左右されるものです。
それを否定するつもりはありません。
本人が満足しているのなら、
そのお店には価値があるということですから。
しかし、「行列になっているから、行列に並ぶ」
という心理は、紛れもない現実です。
ビジネスにおいて、そこを見逃すわけにはいきません。
つまり、行列を作れば、
さらに行列を長くすることができるということです。
「最初の行列を作るのが難しいだろう」
と思うのは、もっともなことです。
味やお店、価格に魅力がなければ、
行列はできないと考えるのが自然で、
ビジネスのセオリーだとも言えます。
しかし、“テクニック”によって、
行列を作り出しているお店もあるのです。
お客さまの注文を受けてから作り始める、
ケーキショップ。
客席をわざと少なくしている、ラーメン店。
客席を総入れ替え制にすることで、
行列に並ぶ時間を長くしている、うどん店。
営業時間を短くして、
お客さまを集中させている、焼肉店。
商品に魅力がなければできないことですが、
“必要以上の行列”を
確実に生み出す方法をとっています。
お店を繁盛させるためには、魅力づくりも大切ですが、
テクニックも必要であることを忘れないでください。
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2019年09月24日
お客さまに“ツッコミ”を入れさせろ!
整然と並んだ美しい陳列。
掃除の行き届いた店内。
親切丁寧な接客。
豊富な品揃え。
商売にとって重要なことが、
卒なく整えられているお店には、
拍手を送りたいと思います。
店主の姿勢や努力の賜物でしょう。
しかし、それでお店が繁盛するのかというと、
必ずしもそうではありません。
どれだけ頑張っても、
それは必要最低限の“基本”でしかないのです。
お客さまを呼び込み、購入に結びつけ、
さらに口コミを期待できるようにするには、
仕掛けが必要なのです。
お客さまが口コミしたくなるような仕掛け。
では、人に話したくなるのは、どんな時でしょうか。
変なものを見た時、珍しいものを見つけた時、
驚いた時などに、人に伝えたくなるものです。
つまり、お客さまに“新しい体験”をしてもらうことが、
口コミに繋がるということです。
日常ではあまり見ることのないものを
お店で提供すれば、お客さまは感動して、
口コミを広げてくれるのです。
「何だ、これ?」「デカッ!」「あり得ない!」……と、
ツッコミを入れさせれば良いのです。
ツッコミごころが多いほど、話題になりやすく、
情報も広がりやすいのです。
人びとは、話題を探し求めています。
SNSで拡散したいのです。
真面目な商品・サービスばかりでは、
突っ込むことはできません。
少し遊んでみてください。
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掃除の行き届いた店内。
親切丁寧な接客。
豊富な品揃え。
商売にとって重要なことが、
卒なく整えられているお店には、
拍手を送りたいと思います。
店主の姿勢や努力の賜物でしょう。
しかし、それでお店が繁盛するのかというと、
必ずしもそうではありません。
どれだけ頑張っても、
それは必要最低限の“基本”でしかないのです。
お客さまを呼び込み、購入に結びつけ、
さらに口コミを期待できるようにするには、
仕掛けが必要なのです。
お客さまが口コミしたくなるような仕掛け。
では、人に話したくなるのは、どんな時でしょうか。
変なものを見た時、珍しいものを見つけた時、
驚いた時などに、人に伝えたくなるものです。
つまり、お客さまに“新しい体験”をしてもらうことが、
口コミに繋がるということです。
日常ではあまり見ることのないものを
お店で提供すれば、お客さまは感動して、
口コミを広げてくれるのです。
「何だ、これ?」「デカッ!」「あり得ない!」……と、
ツッコミを入れさせれば良いのです。
ツッコミごころが多いほど、話題になりやすく、
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人びとは、話題を探し求めています。
SNSで拡散したいのです。
真面目な商品・サービスばかりでは、
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